原則、国公立大学が合格させる外国人は少数です！
この大学を目指す外国人も大勢います。本音は『安い国立大学だから』というもので、ビザ目的、出稼ぎ目的の外国人学生まで進学を目指す始末です、…って、首都圏の国公立大学って、そういう学生のターゲットにされるんだけど、その分、大学側には、単純に日本留学試験の成績で合否を決めるような無謀なことはしないよう、訴えかけています。
…というか、とりあえず私は、この大学で外国人学生（特に国費留学生）の世話をしている先生と面識があってお酒を飲んじゃぁ、いろんな裏情報を教えてもらっています。…で、この大学だけじゃないですが、はっきり言ってしまうと、ぶっちゃけ、外国人の偽造書類、日本語学校の出席率や成績がペテンであること、来日時、入国管理局に提出する書類の“学歴”や“成績”類がインチキであること、そんなこと知っています（爆）！！
騙しとおせると考えない方がいいでしょう（嘲）。
でもって、この大学の進学指導ですが、まず、国公立はどこも合格者が少ないってことを覚えておきましょう。そこから、騙されないようにしましょう。『うちの学校から～』みたいに進学実績を宣伝する方がいますが、これまた『おいおい（爆）。そんなにたくさんの学生を受け入れてんのか？』って感じです。
日本語学校が宣伝している進学実績の合計数を足してみたい気持ちにかられます。
この大学の難しいところは、（学部によって）日本史の試験を課すところです。とはいっても、その日本史は日本人受験生の受験レベルから比べれば非常に簡単ですので、不安にならず、しっかりと対策を行ってください。
英語の試験問題は日本人受験生と変わらないレベルだと考えましょう。また、日本語の試験は日本人が受験する『現代文』と同じだと考えましょう。
ただし、試験は日本人受験生並みのレベルが出題されますが、合格する学生の学力はそれほど高くありません。日本留学試験で高得点を取れば、後は日本語力と基礎的な学習で合格できるでしょう。
【東京外国語大学の外国人入試対策】
日本留学試験で高得点をとってください。
個別試験は、日本人受験生と同じ対策を行ってください。
日本史が出題される学部を受験する際は、その日本史の出題範囲（時代）を確認し、その時代だけしっかりと学習しましょう。
くどいようですが、日本人受験生のレベルに比べると、日本史は簡単です！
受験を知らない日本人が東京外国語大学の日本史の試験問題を見れば難しく感じるかもしれませんが、それは、その人に能力が無いからに過ぎません。何の知識もない状態、つまり、０（ゼロ）の状態から学習する外国人留学生にとっては、決して到達できないレベルの内容ではないのです。