理・技・医学医療

理系・技術系・医学医療系大学

 理系大学を目指す外国人留学生が増えています。進学の目的は、日本の最先端技術を目指すということを始め様々なようですが、進学に関する対策と言うと、どこも難しいようです。
 理系進学を考える時、やはり、理科系科目の重要性が増します。大学の個別試験においては、外国人留学生といえども、日本人と差別なく、高度な数学、理科系科目の科目試験が課される場合がほとんどです。
 ですので、理系進学希望の学生には、徹底的に数学と理科を学習するように指導します。数学と理科系科目の成績が良ければ、日本語力など二の次で、上位大学・有名大学になると、日本語などよりむしろ英語の成績が重視されたりします。まずは、理系独特の試験システムを大学ごとに確認することが必要でしょう。夏に実施される進学説明会に参加したり、大学のオープンキャンパスに参加したり、また、直接大学から資料を取り寄せて調べるなり、徹底的に情報収集をしてください。
 また、理系進学希望者に多いのですが、『食わず嫌い』というのがあります。これは、受験してもいないのに、勝手に『難しい大学』と決めつけて悩むというものです。
 そこで、私は理系進学希望者には、必ず過去の問題を見せるようにしています。
 上位大学・有名大学の個別試験に関しては、日本人と全く同じ問題を実施する大学がほとんどですので、予備校講師と言う立場を利用し、赤本・青本の類を入手し、尻ごみする外国人受験生にそれを見せます。その時の反応のほとんどは『こんなものなんですか?』というものです。
 そう。
 思っているほど難しくない、難しいどころか非常に“美しい”問題が出題されると感激してくれるのです。また、問題も良問ばかりで、基本的な分野から応用問題まで、しっかりとした学力があれば正解できる問題ばかりで、外国人受験生自身、努力すれば成績を伸ばせることを自覚し、モチベーションを上げてくれるのです。如何に周囲からデタラメな話を聞かされてきたかがよくわかる現実です。
 尻ごみする暇があったら、まずはしっかりと情報収集し、きちんとした対策を考えましょう!

 このページでは、これまで私が外国人留学生に進学指導し、合格させてきた大学、特に理科系、技術系、学際・総合系で有名な大学を紹介します。

杏林大学東京都市大学東京農業大学
東京情報大学東京工科大学東京家政大学