名称が都立大学に戻りました!
ここは、よく日本留学試験の試験会場となる大学で、ちょくちょく応援に行くのですが、ここで試験を受けた外国人受験生の感想として、『ここへは来たくない』という声が多いです。『安いから』で、国公立大学を選ぶ学生が圧倒的ですが、やはり、実際に教室まで入ってみれば、行きたい気持ちが薄れるってのもよくわかります。だから、見学へ行けって口酸っぱくして言ってるんですが…。
ただ、私個人では、めちゃめちゃ良い環境にある大学で、留学生たちにはお勧めの大学です。今回の東日本大震災では、その影響を考え、在学中の外国人留学生たちに非常に優遇した措置を講じてくれました。ウチの学生など、それに激しく感動し、『日本の人たちのために働きたい!』と言ってくれたほどです。進学先の情報は、しっかりと収集しましょう。
さて、ここも、無謀極まりない受験を展開する学生が大勢います。私自身、いろいろな学生を合格させましたが、まぁ、ぶっちゃけ、理系の受験は、英語と数学さえできればいくらでも戦えるのですが…。
【日本語の試験は、国語型試験です】
ズバリ!試験問題にも『国語』と書かれています。ですので、それに向けた対策をしておきましょう。
私が対策授業をする時も、日本人受験生相手に実施する『現代文』の授業を行います。特に、客観式マークシート型試験の練習をするのではなく、記述式中心の国公立型対策です。…って、この大学は公立大学なのですが(笑)。
受験勉強も、日本人が使う『現代文』問題集を使いましょう。
【東京都立大学の外国人入試対策】
日本人受験生の『現代文(国公立型)』と同じ対策を行ってください。
使用テキストとして私は『出口汪の現代文 』をお勧めします。