専修大学

専修大学の外国人入試対策

 国立(千葉・埼玉大)のページで絶対評価入試の残酷な部分に少し触れました。実は、私など身長が182.0㎝・体重102.0㎏もある巨体なので、得をすることもあれば、相手に威圧感を与えてしまい損をすることも沢山あります。仕方のないことだと割り切っていますが、はるばる日本まで来て、体格で印象を悪くし、差別されてしまうのも悲しいものがあります。
 しかし、そんな大学ばかりではありません。この専修大学は書類選考のみの入試です。こちらの大学は、書類選考のみの入試で受験できる学部があります。ですので、がっしりした、遠目に見るとヤクザにみえるような怖いお兄さんでも、成績しだいでは合格できます。本来、それが理想なんですが、日本国内の外国人犯罪はあまりにひどい。
 書類選考のみということで、毎年、かなりの学生が出願しました。合格率はその年によって違いますが、大勢が出願し、しかも書類選考ですのでデータを取ることができました。
 まず、提出する日本留学試験ですが、日本語でぎりぎり280と言ったところです。それ以下は提出しない方が無難でしょう。300あればまず安泰ですが、学部、提出する科目数によって左右されますので一応のめどとしてください。(ただし、最近の就学生激減の影響を受けて、今年あたりからは、もっと楽になるかもしれません。)
 提出書類ですが、志望理由など、必ず周りの日本人にチェックしてもらいましょう。ただし、できれば志望理由指導の実績がある受験インストラクター(塾・予備校の先生)に見てもらうのがベストです。
 去年か一昨年、参考書の志望理由を丸写しし、しかも、日本人にチェックしてもらわずに勝手に提出した学生がいましたが、成績がよいにもかかわらず、不合格でした。日本では当たり前のことなのですが、そこらへんの常識も彼の国にはないのでしょうか…。
 提出する際、決して偽造書類は出さないでください。
 日本にいる外国人就学生は、どうも日本を舐めているようで、本音とタテマエのことをまったく理解していません。偽造書類だとわかった相手に笑顔で「これは偽造ですね?」なんて聞きません。もし偽造書類だと気がついても、余計な事に関わりたくありませんから、気がつかないふりをして無視するのです。つまり、理由も述べずに不合格です。それを理解せず逆切れする外国人の何と多いことか!あまり日本人をバカにしない方がいいでしょう。面と向かってはっきりいわないだけで、すべてお見通しです。

 さて、この大学の合格発表は年明けになります。その結果、年内の受験に失敗した学生が焦ろうともせず、夢を託してしまう大学でもあります。2~3校受験して不合格になって、あとは専修大学だけ。けど、過去のデーターでは絶対に合格できない。にもかかわらず、夢を見てしまい、一月下旬の発表で泣きを見ます。そういう学生に発破をかけても「落ちたら帰国します。」の一点張り。そして、実際に落ちても決して帰国しません。泣きついてきます。それどころが散々発破かけたにもかかわらず「お前のせいだ。」とはっきり言ってくる者もいます。これが彼の正義ですから仕方ありません。ただ、そういわれても、それまでの私の指示を一切無視してきて自分から大失敗をしたわけですから、完全に無視します。ビザ変更ができずに不法滞在でもしようものならこういうやからは躊躇いなく警察に売り渡すでしょう。その方が彼の将来のためですから。
 そんなわけで、書類選考入試では、日本語スコアが300を超える学生にとっては、よい滑り止めになりまが、そうでない学生にはギャンブル性が強いです。
 また、学部によっては面接試験が必要なところもあります。ただ、どうも外国人、いや、日本語インストラクター(教師)の方々は面接試験というものを舐めている傾向があり、ろくなことをしてくれません。
 ある学生が、心理学科を受験したところ、面接の質問で「認知心理学について説明してください。」と聞かれました。これは、私たちの受験業界では常識中の常識で、『面接』と呼ばず『口頭試問』と呼んでいます。
 当然、受験のことを何も知らない人間は、そのための準備をしようという考えはないのでしょう。「日本人でも答えられないことを質問された。差別だ!」と逆切れする外国人受験生や日本語教師がいるくらいです。しかし、残念ながら大学進学を考えている日本人の高校生なら、この程度の質問は簡単に答えられます。なぜなら、彼らは大学に入りたいので、受験のためにこの程度の質問など、常識としてとっくに準備しているからです。
 もちろん、準備をしないで受験する日本人もいます。けど、彼等も例外なく不合格になります。差別でも何でもありません。受験を舐めて努力しなかった者の『負け犬の遠吠え』です。
 6月に入ると、どこの大学でもオープンキャンパスというのが始まります。それに参加し、ぜひその大学の外国人(同国人)学生と知り合いになり、情報集めに動いてください。それが合格への最短コースです。
 よくよく考え、準備して出願しましょう。


専修大学 外国人入試 面接質問集

 学部によっては面接試験もありますが、そのアンケートが残っていません。また、書類選考がメインのため、データがありません。

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