大東文化大学

大東文化大学の外国人入試対策

　大東文化大学は、毎年【外国人留学生の皆さんへ】という外国人向けの冊子を配布しています。漢字の部分にふりがなを振ってある丁寧な冊子で、その冊子の中に過去の問題も掲載されています。
　その冊子を見れば明らかですが、まず、日本語の試験は、日本語能力試験型の試験が実施されます。読解の中には、ちょっと国語的な問題もありますが、全般に日本語能力試験のパターンになっていますので、しっかりと日本語能力試験対策をすれば合格できるでしょう。
　ただし、学部学科によっては小論文が課されたり、科目試験が課されたりします。
　小論文の試験は、日本人の入試と変わらず、各学部に関連するテーマ、例えば、教育学部なら【いじめ】、環境創造学部なら【環境】、国際関係学部なら【異文化】といった形で出題されます。それらに関する背景的知識が必要なのは言うまでもないでしょう。
　また、数学が課されるような学部（現代経済Ｂ）、英語が課されるような学科（英米文学／社会経済Ｂ）、極めつけは書道学科の実技試験など、それぞれの学部学科によって試験が違いますので、まずは資料を取り寄せ、過去の問題を解いてみて自分のレベルと相談してから出願を決めるようにしましょう。
　まずは日本語学校での勉強をがんばりましょう！
　日本語能力試験でＮ１を目指して下さい。

　いろいろな大学でとられていますが、留学生30万人計画のおかげで、（偽造書類が出回っている）日本語能力試験でも大学に出願できるようになりました。『日本留学試験、または、日本語能力試験N2以上』を利用する方式と『日本留学試験』のみを利用する方式とがあり、学部によっては英語・数学の学科試験、日本語は小論文試験が実施されます。